ご納経帳・御朱印の由来 [情報]
臨済宗 円覚寺派 弘願禅寺
お納経は、古くは奈良時代の聖武天皇が深く仏教を尊敬し、王城鎮護・万民豊楽のため国分寺を建て、各寺院を巡拝し、写経(書写した経巻)を納めたことに始まります。
写経とは有り難い経文を浄写し、仏さまの功徳が得られるとして、寺院よりその証「宝印」を授けられたもので、集め綴ったものが「納経帳」なのです。
現在は、巡拝者が各霊場にお経を写経して納めるか、または、霊場で読経をした証として、札所にてご本尊の宝印を授かるようになりました。
納経帳・おいづる・納経軸のいずれにいただいてもよく 印影が朱色ですから「ご朱印」ともいいます。
この宝印を授かるということは、観光記念の「スタンプ」ではありませんので、ご自身のお守りとして大切にご奉持ください。
命終のとき棺の中に納経帳を納め、極楽往生の冥福を祈る風習もあります。
開運 花の寺めぐり 八番(戍・亥守り本尊)
くすぐり地蔵尊(身体治癒祈願)
臨済宗 円覚寺派 弘願禅寺