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取手のさざえ堂公開(4月18日) [情報]

長禅寺三世堂

〒302-0004 茨城県取手市取手2-9-1

県指定文化財長禅寺三世堂の内部を公開

堂内には上り専用と下り専用の階段があり、順路に沿って進めば人の流れが交差しないさざえ堂になっています。

公開日 : 平成31年4月18日(木曜日)


午前9時から10時30分までと正午から午後3時まで

午前10時30分から正午までは、法要行事のため堂内には入れません。

法要行事は見学できます。

盛装した大勢の僧侶により執り行われる法要も、見ごたえがあります。





4月18日(木曜日)に、県指定文化財・市指定史跡の旧取手宿本陣染野家住宅も臨時公開
取手市取手2-16-41

長禅寺から徒歩で約5分


現存する全国のさざえ堂

蘭庭院六角堂
(青森県弘前市)
1839(天保10)年、弘前の豪商・中田嘉平衛の寄進。
日本最北のさざえ堂
会津さざえ堂
(円通三匝堂)
1796(寛政8)年築で、国の重要文化財。
 
長禅寺三世堂
(茨城県取手市)
1801(享和元)年に建てられたもので、外観は2層、内部が3階建て。らせん階段を上り101体の観音像を参拝できます。
各観音像の賽銭箱に入れられたお賽銭は1階に集まるような仕掛けも。
御開帳は年一度、4月18日のみ
曹源寺さざえ堂
(群馬県太田市)
1793(寛政5)年の創建で、外観は2階建てに見えますが、内部は3層になっています。
堂内には秩父、坂東、西国の観音札所計100ヶ寺の観音像を安置し、右回りに堂内を一方通行で巡拝。
埼玉県児玉町・成身院と福島県会津若松市のさざえ堂と合わせて、「日本三大さざえ堂」といわれていますが、曹源寺のさざえ堂が規模では最大

成身院百体観音堂
(埼玉県本庄市児玉)
1783(天明3)年の浅間山大爆発と噴火後の天明の大飢饉の万霊供養のため建立。
外見は2階建てですが内部は3層。
1層には、秩父三十四霊場、2層には坂東三十三霊場、3層には西国三十三霊場の観音像の合計100体を安置。
現存する建物は明治43年の再建
〒367-0214 埼玉県本庄市児玉町小平647


西新井大師三匝堂
(東京都足立区)
西新井大師の正式名は總持寺。
三匝堂は、1840(天保11)年に江戸・伊勢屋彦衛門が創建で、現存する建物は明治17年の再建。
ささえ堂スタイルになったのは明治の再建時。
1層に88体の大師像と本尊、2層に13仏、3層に五智如来と二十五菩薩を安置。都内唯一のさざえ堂ですが、残念ながら内部は非公開
大龍寺羅漢堂
(名古屋市千種区)
地元名古屋でもさざえ堂の存在を知る人は少ないようですが、大龍寺は、有名な宇治の黄檗山万福寺の末寺。
羅漢堂は、江戸本所の羅漢堂を真似て、1778(安永7)年に建築を開始、2年後に開眼供養をしています。

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