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5月28日は…業平忌・卍・薬師寺(岐阜県垂井町) [情報]


本日 5月28日は・・・

「業平忌」
 平安時代初期の歌人・在原業平(ありわらのなりひら)の880(元慶4)年の忌日。
 平城天皇の子の(贈一品)阿保親王の(五男)第5子(平城天皇の孫)。
 父は平城天皇の第一皇子・阿保親王、母は桓武天皇の皇女・伊都内親王で、業平は父方をたどれば平城天皇の孫・桓武天皇の曾孫であり、母方をたどれば桓武天皇の孫にあたります。
 血筋からすれば非常に高貴な身分なのですが、薬子の変により皇統が嵯峨天皇の子孫へ移っていたこともあり、天長3年(826年)に父・阿保親王の上表によって臣籍降下し、兄・行平らとともに在原朝臣姓賜って臣籍に下りました。
 平安時代初期の貴族・歌人。
 官位は従四位上・蔵人頭・右近衛権中将。
 別称の在五中将は在原氏の五男であったことから。
 六歌仙・三十六歌仙の一人で、容姿端麗で情熱的な和歌の名手だったため『伊勢物語』の主人公とされています。
 枕を共にした女性は若い娘から上は99歳まで、その数は3733人と伝えられ、その中には 才女の小野小町も名を連ねています。
 業平がモデルと言われる人物はさまざまな物語や文献に登場していて、 業平に関連した伝説は各地に伝わっています。
 880年美濃権守に任じられ、美濃国府に赴任した際に表佐(おさ)に館を建立したといわれています。
 その年に業平が亡くなると、天皇の勅願により館跡に業平寺が開創されました。
 1783年永平寺の天海和尚が業平寺を再興して現在は在原山薬師寺となっています。
 在原業平の歌
 「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」
寺名:薬師寺(やくしじ)
住所:岐阜県垂井町表佐1675
山号:在原山 
宗派:曹洞宗
開創:880年 
中興:天海薫元 1783年 
本尊:薬師如来



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